農業で田舎暮らし
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元々田舎の農家の方は、畑のことから家のことまできっちりやってしまうものです。
一方、田舎暮らしを始めた、新規就農者はとにかく忙しく時間がありません。
(理由はまだまだ要領が悪いからかもしれませんが・・・。)
そこで家のことまではしっかり手が回らないのが普通です。
でもそれができないと、「だらしないやつ」と思われてしまいます。
家のことといっても、家の中が散らかっているということは、
ごく身近な人にしかばれないから、少々散らかっていても良いのです。
しかし・・・、家周りの草!
これは要注意です。
とかく田舎の農村部の家というものは、草が生えるスペースが大量にあるもので、春〜夏は家周りの草対策だけでも一苦労です。
無農薬志向の方で、除草剤を使わない方なら、余計に大変です。
しかも畑の方でも、その時期が一番忙しいときます。
でも、体はひとつ・・・。
どっちを選ぶかといったら、やっぱり、畑ということになりますよねぇ。
しかしそれが失敗の元。
周囲の人は、家周りに生い茂る草を見て、「あのひと(たち)はだらしがない。」と判断するのです。
たかが草・・・
しかし、それによって人間性が判断される場合もあるのです。
「自分の土地に草はやして何が悪い!」と都会的思考でいけば、思う人も多いかもしれません。
しかし、今もまだ相互扶助の精神の残っている田舎の農村においては、他人の不始末を周囲が背負うことも多くあるのです。
そのため、他人の動向をチェックする癖があったりします。
あまりにもひどい場合は、「あれは誰か注意しないとだめだよ」と集落内合意のもとに、ご意見番から注意を受ける場合もあります。
やっぱり言われてやるより、自ら進んでやった方が気持ち良いですよね。
そしてどうしても手が回らないときには、「いや〜すみません、家のことに全く手が回りませんで・・・」と、いろんな人に言っておけば、きちんとやる気はあるんだ・・・と判断して、問題視されることになっても、「いや〜畑の方が追いつかないみたいだよ。」とフォローを入れてくれ、「まぁ初めてだから仕方がないか・・・」と大目に見てもらえることもあります。
でも時間があるなら家周りの草は取っておいたほうが賢明です。
それだけで「しっかり者」と見てもらえたりもするのですから・・・。
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わたしは20代の頃、田舎での自給自足生活にあこがれ、いくつかの有機農業団体で研修を受けたことがあります。それは、野菜作りがメインで、あとは現金収入の柱となる卵を得るための養鶏に関してでした。
その頃のわたしは、野菜作りに対して何か”農家”の人の特権的なもので、必ず研修を受けなければならないものと、堅苦しく考えていました。今になってから言えることですが、野菜作りにも2タイプあり、「販売を目的としたもの」と「自家消費を目的としたもの」があるということです。
前者に関しては当然、見た目や大きさ、糖度などといった指標が絡んできますが、後者に関してはそれらのハードルは低く、それよりも安全性や滋養・健康によいといった面の方が大切になります。
ですので、前者に関しては既に実績を上げている方の研修を受けることが必要になってきますが、後者に関してなら、自分に合っている”野菜作りの本”を片手に、とにかく種を蒔いてみる・苗を植えてみるといったことから始めてみたほうが、よほど早く習得できるのではないかと思っています。
まずは貸農園などから、気楽に始められることをオススメします。
◎管理機等の農機具・資材はこちらで探されてみてはいかがでしょう♪
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Effective Microorganisms (エフェクティブ・マイクロオーガニズムス) という造語の略で、琉球大学農学部の比嘉照夫教授が開発しました。黒または茶色の液体で、液中に複数の微生物を共生させています。使用されている微生物は酵母菌や乳酸菌など、食品加工に使われる安全で有用な種類ばかりです。市販品は100倍から2000倍に増やせる方法を公開しており、河川浄化のために行政が培養して配布する例も増えてきました。
田舎暮らしの世界では 生ゴミを肥料にしたり、排水汚泥を堆肥化したり、さまざまなシーンで使われます。EM菌を植物に散布すると健全に育ち、抵抗力が上がって病害虫を防いでくれます。また、農薬や化学肥料を使わなくても済むようになります。家畜の餌や飲み水に入れることによって、糞尿の悪臭を軽減することもできます。無農薬有機栽培をめざす人にとっては心強い味方です。
歩行式の小型耕耘機のことで、移住者には人気が高いです。といっても何町歩もの畑で使えるわけではなく、クワで耕すのは大変だからというレベルの人に利用価値があります。広さの目安としては、せいぜい2反歩くらいまででしょう。
メーカーはISEKIやホンダなどたくさんあり、操作性が向上して女性でも簡単に使えるものが増えています。マメトラとも呼ばれ、それを会社名にしているメーカーもあります。価格は定価で10万円〜25万円くらいまで。中古ならもっと安く手に入ります。なお、本格的に畑をやる人は乗用のトラクターが必要で、新品なら100万円前後します。
平野や盆地では広い田畑が広がっており、農地の集約性も高いです。それ以外の農村部を行政用語で中山間地域と呼び、農業白書では「平野の周辺部から山間地に至るまとまった平坦な耕地が少ない地域」とされています。具体的には過疎地域・振興山村指定地域・離島振興対策実施地域・半島振興対策実施地域・特定農山村地域が含まれるようです。
中山間地域は国土の約7割を占めていますが、そこにわずか全人口の約14%しか住んでいません。一方で日本の耕地面積、農家人口、農業粗生産額の約4割を占めています。近年、中山間地における耕地の廃棄、離農、過疎化が問題となり、地域によっては廃村になったところもあります。平地農業地域に比べ農業収入が劣っている半面、よそ者は土地建物を取得しやすいです。新規就農をめざす都会人にとっては、田舎=中山間地域と呼べるのです。
堆肥とは、落ち葉や枯れ葉、ワラ、畳などに油粕、米糠、鶏糞、牛糞などを混ぜ、発酵・完熟させたもの。市販品は完熟していないものが多く、病虫害の原因になりやすいのです。田舎暮らしを始めたら、なるべく自分で作りたいものです。
手順はまず、落ち葉や枯れ葉などを20〜30cmほど積み、たっぷりと水をかけてから足で踏みつけます。その上に土を挟みながら油粕、米糠、鶏糞をうっすらとかけていくのです。この要領で何段も積み重ねるといいでしょう。最後にビニールシートを被せ、さらに重石をします。
10日間ほど経過すると甘い匂いがしてくるので、積んだ材料をかき混ぜます。これを「切り返し」といいます。夏は約3カ月、冬は約5カ月で完熟した堆肥ができあがります。
落ち葉は何十袋と必要になるため集めるのが大変で、ワラや畳も最近は農薬の影響で腐りにくいのです。代用品として酵母菌入りのおがくずが効果的。これをベースに米糠、燻炭を重ね、発酵調整剤として500倍に薄めた竹酢液をバケツでかけるといいです。いろんなやり方があるはずなので、移住者仲間から情報を仕入れておきたいものです。
動物や植物を肥料にしたものを有機質肥料と呼び、それによって健康的な土作りが可能になります。移住者の多くは落ち葉やワラ、鶏糞、牛糞などを使って野菜を栽培しており、日常生活の中に有機農産物を採り入れています。
では、出荷する場合はどうでしょうか。平成12年にJAS法が改正されるまで、有機質肥料さえ使えば「有機農産物」と表示してかまわなかったのです。化学肥料を使ったり、農薬散布をしても、有機質肥料さえ含まれていればよかったのです。しかし、それでは消費者が納得しません。農薬漬けになった有機農産物を高く買ったのでは、何も意味がないからです。
やがて無農薬栽培、無農薬有機栽培、減農薬栽培、減農薬有機栽培という名称も使われるようになりました。しかし、無農薬栽培と有機栽培との違い、減農薬とはどれだけ農薬を減らした場合なのか、など表示のあいまいさが問題視されます。そこで、有機食品の表示に一定の基準が設けることになりました。それがJAS認証制度です。具体的には、「一定の農場で3年間以上、農薬や化学肥料をまったく使わずに栽培したもの、さらに、その生産から最終包装に至るまで有機性が侵されることのないよう厳しく第三者認定機関に検査されたものに限り、JASのマークとともに有機またはオーガニックの表示が認められる」ことになったのです。上記の基準で3年未満6カ月以上の場合は、「転換期間中有機農産物」といいます。

