田舎暮らしの食
1 慣行農法による生産と比較して、雑草取り・害虫除去などの作業コストがかかるので、その分、販売価格が割高になる。
2 現状の物流が、慣行農法で生産した生産物を中心にネットワーク化され、生産量の少ない無農薬野菜用のネットワークが整備されてない為、物流コストがかさむ。
3 小売販売において、無農薬野菜は、少量生産少量販売の為、販売コストも慣行農法に比べると、かさんでしまう。
4 消費者において、無農薬野菜というブランド価値があり、「無農薬=高価」という思考が一般化してしまっている。高くても良いものをほしいとおもっている(消費者の家計状況による)。
等が、挙げられるかと思います。
有機無農薬野菜の需要はあるのだけれど、まだまだ少数派の人々に支持されているのが現状というところでしょう。
そして生産現場である田舎よりも、都市部での需要が高い傾向にあります。
消費者においては、止むに止まれぬ理由(アレルギー等)がある方もおられるでしょうが、お金持ちのぜいたく品という一面も拭い去れないのではないでしょうか?
個人的には、国民の健康増進という観点からも、もっと低価格の有機無農薬野菜が広まるといいと思うのですが、現状の農業”軽視”行政の下では難しいのではないかなと思います。
以下は、おすすめの無農薬野菜取扱店のご紹介です。
クチコミでうわさの無農薬野菜
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キウイには雄木と雌木があります。銀杏と一緒ですね。実がなるのは雌木だけなので、花粉のためだけに雄木を植えます。
隣の畑にもキウイの雄木を植えているので、自分の畑には雄木を植えなくてよいのですが、そうはいきません。ちゃんと雄木も植えます。そうしないと近所つき合いが難しくなります。
初夏には花が咲きます。白くかわいらしい花です。虫が勝手に受粉をしてくれるのですが、もっと確実にするために、筆を使って受粉させる場合もあります。これをすると、確かにきれいな形のキウイばかりになるような気がします。
花びらが落ちしばらくすると、多すぎる実を落とします。これを摘芯といいます。養分が分散してしまうのを防ぐためです。そして出荷用には実を大きくするためのホルモン剤をつけます。
夏の間にどんどん大きくなっていきます。葉の形といい、実の形といい、キウイの木の下にいると異国にいるような感じになります。木といってもツルです。支えをしないと倒れてしまいます。
果実は名前のとおり、ニュージーランドにいる飛べない鳥 ”キウイ”そっくりです。うまく作れば一つの木から、すごい量のキウイフルーツが収穫できます。秋が来て収穫です。
この時点ではまだ食べられません。食べようとしても、まだ固く酸っぱいので、とても食べられたものではありません。熟成させなくてはいけません。熟成にはエチレンを使います。
ビニール袋にリンゴとキウイを入れて密閉しておけば、リンゴからでるエチレンで熟成します。さわって柔らかくなったら食べ頃です。同時にリンゴも食べられます。
採らずに木に残しておいたものは、勝手に熟成しているので、畑に行ったら採って食べます。とても甘くておいしいです。大きさは関係ありません。
増やし方は簡単で、剪定した枝を鹿沼土に挿しておけば、いつの間にか根が出ています。根が出る前に芽が出るので、見極めが難しいです。根が出ていないときに抜くと枯れます。
「年収100万以下で悠々自給田舎暮らし」から引用
みかんも手軽に収穫できる果物の一つです。植えておけば難しい管理や剪定などしなくても、冬には実ってくれます。ただし、甘いみかんにしたければ、それなりに手間をかけなくてはいけません。
たまに白い綿毛のような虫が付くので、殺虫剤を使うこともあります。あまり木を大きくしなくても、これでもかというほど実がつきます。
みかんといえば炬燵(こたつ)です。みかんをかごにいっぱい積み上げて、炬燵に入って手が黄色くなるまで食べます。消毒していないので安心です。皮も何かに使えればいいのですが、今のところ使い道が思いつきません。
寒い地域では、冬にみかんの木に藁(わら)を巻いて霜が直接付くのを防ぎます。
「年収100万以下で悠々自給田舎暮らし」から引用
ビワはいつも青々と茂っていてとてもおいしそうです。ビワの葉は漢方にも使われていて、ビワ茶にして飲むとよいそうです。
ちょっと調べてみたところ、便秘、風邪、糖尿、・・・など様々な症状に効果があるそうです。こんなにあるとは知りませんでした。
冬の間に花が咲きます。地味な花です。ビワも年によって実のなり方にムラがあり、大きくて甘いのができたり、小さくて水っぽいのができたりします。
ほとんどほったらかしです。柿と同じように、畑仕事をして小腹がすいたらとって食べます。皮をむいて口に放り込んで、口の中で種をより分けて種だけ出します。種は2,3個入っていますが、結構大きいです。種を植えておくとほぼ100%芽が出ます。ビワはいくら生えていてもうれしいものです。
「年収100万以下で悠々自給田舎暮らし」から引用
柑橘類というのは、成り年と不成り年が顕著に表れるものらしいです。そういうことを考えながら剪定しなくてはなりません。
盛んに栽培されているゆずは、柑橘類の苗木に、ゆずの芽を接ぎ木したものがほとんどであり、うまくいけば植えた翌年から実を付け始めます。実はそこそこの大きさで、香りも艶もよく、申し分ありません。
ところが、ゆずにも原種があって、詳しくは知らないのですが、田舎の山奥にゆずの原種の林を代々守り続けている村があるそうです。そこのゆずは夏みかんほどの大きさがあり、香りも比較にならないほど強く香り、味も素晴らしく芳潤だというのです。そのゆずは、とてもゆずの木とは思えないほど大きく伸びた木になっています。収穫するのは大変です。
もはやゆずの木ではありません。新種の柑橘類といった方が良さそうです。このゆずは種から育て、山の中という環境で大事に育てたものです。
『桃栗三年柿八年、柚は九年で成り盛る、梨の大馬鹿十八年』という言葉があるように、種から芽生えて(実生といいます)実が成るようになるには、それぞれかなりの時間がかかるのです。
これを人の知恵で、接ぎ木や挿し木などといった工夫をして、早く大きくたくさん実を付けるようにしていきました。そして現在その恩恵にあずかっています。ありがたいことです。でも時間をかけてゆっくりと実を付ける原種にかなわないところがあるのも事実です。
ゆずは基本的に香りを楽しむものです。青いうちから熟すまでいつでも楽しむことが出来ます。ゆずは全く捨てるところがありません。
例えば、青いときには薬味として使い、黄色く熟してからは薬味としてははもちろん、ジャムにしたり、柚風呂に使ったりします。
「年収100万以下で悠々自給田舎暮らし」から引用
柿には、「なり年」と呼ばれる、驚くほどたくさんの実がなる年があります。だいたい隔年です。
柿は植えておきさえすれば、秋には勝手に実をつけてくれます。おやつ代わりに木からもいで、そのまま食べます。もちろん剪定すれば、毎年一定の実をつけてくれます。しかし基本的にほったらかしでいいのです。
実のなる木を庭に植えてはいけない、といわれていますが、本当かどうか分かりません。裏の空き地に植えておけば、何かと役立ちます。
柿の木はとても折れやすく、木登りには気をつけなければなりません。太そうに見える枝でも、体重のかけ方を間違えば、ポッキリ折れてしまいます。小さい頃、柿の木には上ってはいけないとよく言われました。
ところで昔の人曰(いわ)く、柿の実は、木の一番上、真ん中、下側のどの部分を採るべき、といっているでしょうか?
正解は真ん中です。それはなぜか分かりますか?木の中程になっている柿の方が甘いからでしょうか?
いいえ、違います。昔の人は、柿は自分だけのものと考えなかったのです。つまり、木の上の部分の実は、これから来る厳しい冬を思い、鳥の餌としてとっておき、下の部分になっている実は、旅人がとって食べられるようにと、採らずにおいておくのです。
だから持ち主は、木の中程になっている実だけを採ります。昔の人は思いやりがありますねえ。
「年収100万以下で悠々自給田舎暮らし」から引用

