田舎暮らしの設備
現代の井戸掘りは、ボーリングによる機械掘りが主流。掘削技術が大幅に進歩して、ほぼ確実に地下水を汲み出せるようになりました。ただし、粘土層で覆われている沿岸部は条件が悪いです。雨水が地下に浸透せず、そのまま海へ流出してしまうからです。こういう場所は公営水道に頼るしかありませんが、都会人は集落外れに家を建てるケースが多いので、普通の山村ではボーリングになる可能性が高いのです。
費用は深さ1mにつき2万〜5万円程度とかなり幅があります。掘り進む地層、使用する機械によっても単価は変わってきます。また、深さもまちまちです。30mくらいまでなら通常はポンプ代を含めても100万円台ですが、それ以上になると負担はバカになりません。海沿いでは掘削が200m以上になることもあります。
ボーリングマシーンも大きく分けてロータリ工法とエアハンマー工法の2種類があり前者は粘土層の掘削、後者は岩盤の掘削に向きます。なお、稀に戸別水道の設置に助成金を出す町村があります。
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