田舎暮らしの基礎知識【境界関連】
田舎の土地は公簿と実測面積が異なる「縄延び・縄縮み」が多いわけですが、その解消に向け国も動いています。昭和26年に国土調査法が発令され、国土の正確な面積を測る地積調査が始まったのです。測量は基準点(三角点)を用いた正確なもので、その精度は光波測距器という道具が登場してから飛躍的に高まっています。
国土調査の進ちょく率は、平成12年現在で43%。実は田舎のほうが調査が進んでおり、人口集中地区では17%に過ぎません。都会だから面積が正確とも一概に言えないのです。ただ、田舎の国土調査もここ10年以内に行われたものは精度が高いですが、戦後まもなく実施した地域では誤差が出やすいのです。公図と見比べると、現況がまるで違うこともあります。
正確な面積で買いたい人は実測売買でない限り、自己負担で土地家屋調査士に測量を依頼することになりますが、費用は最低でも数十万円単位。無駄な出費をするよりは、メジャーで大まかな面積を計測したり、自己負担のない国土調査を待つのが得策です。調査予定は役場に問い合わせるとわかります。
トラックバックURL
この記事にコメントする

