コラム
今日たまたまNHKで、「松井秀喜 復活までの125日」というドキュメンタリー番組をやっているのを見ました。
その内容は、試合中に左手首を骨折したヤンキース松井秀喜選手が、4ヶ月後の復帰戦で4打数4安打の華々しい復活をとげるまでの軌跡を、その裏側の知られざる苦悩を織り交ぜて構成されたものでした。
実を言うとわたしも、小学校・中学校と野球をやっており、また小学3年生のときには左手首を複雑骨折するというアクシデントに見舞われました。それで、なおさら興味を持って見てしまいました。
松井選手といえば、”ゴジラ”というニックネームが示すように体の頑強さが売りの選手で、巨人軍時代からの連続出場記録を順調に伸ばしていた矢先の出来事でもあり、また、初めて経験する大ケガということもあり、かなり不安になっていたのも事実のようです。
それで、お父さんに悩みを電話で打ち明けたりしていたようですが、それに対してお父さんがメールを何通か送って励ましていたようです。その中に、
「・・・人間万事、塞翁が馬。神さまがより高度な試練を与えてくださったんだ・・・」
というような記述があったのが、印象に残りました。
それらの励ましやファンの声援に支えられて、左手の痛みに耐え、つらいリハビリや左手抜きのトレーニングを黙々とこなし、ついには見事な復活劇を果たしたのでした。
やはり、一流のスポーツ選手となると、影で人並み以上の努力をしているし、そのモチベーションの高さには感服させられました。
まさに「努力に勝る、天才なし」です。
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